実機。

VAIO type P、発売中です。
もうね、見れば見るほど欲しくなる…ので、電気屋さんまで見に行ってきました。以下その雑記。


まずキーボード。これはもう必要十分で、特に問題なく入力できました。モバイル機でこれなら十分快適。ポインティングデバイスも十分使えそうです。ただ自分が実用するなら、(タッチパッドポインティングデバイス自体が苦手なので)よほどスペースが無い場所で使わない限りはマウスを使うと思います。
で、液晶です。ちっちゃくて細かくて高精細なのがまた美しい。ただ…思ったよりも文字が読みづらいです。DPIを変えてみたりもしましたがあまりしっくりこない。正直に言って物理的な大きさが絶対的に足りていないように思いました。
キーボードで入力となると、体の適正なポジションがほぼ固定の位置で決まってしまう。そして画面&キーボード一体型の本体だと、画面との視点距離もそれによって決まってしまうため、どうしてもある程度の画面の大きさが必要になってしまう。携帯など片手で扱えるデバイスなら、視距離をある程度変えても入力可能なんですが、これだとそう簡単にはいきません。文字サイズを変えれば読みやすさはある程度カバーできますが、作業領域がかなり狭くなってしまうのでまた、使い勝手が悪い。
軽く触った程度だと処理速度もあまり気にならなかったので、実用には、画面の大きさだけがほぼ唯一、そして一番のネックになりそうです。


前記の画面についての懸念、そしてWindows7では体感速度が向上したというレポートもあるので、
本田雅一の「週刊モバイル通信」- Windows 7ベータ版をVAIO type Pで試す
もう少し待った方が良いのかも…とも思います。
Windows7リリースは今年の年末予定。今年3Q以降に時期Atom(Moorestown)も出荷予定です。7+新Atomという組み合わせができたらもっと快適になるはず。ただ、時期AtomUMPC用チップはWindows非サポートになるとの噂もあります。
笠原一輝のユビキタス情報局
そうなると、この一代限りでシリーズ消滅してしまうかもしれません。なんてもったいない。


ん〜、散々考えてるのですが、結局、実生活の利用シーンがあまり浮かばないのです。iPhoneとの競合があるのも大きい。
…もう少し悩んでみます。それはそれで楽しかったりもしますしね。